ISO 64
Code KR

Canon PowerShot S30
50 年以上にわたってプロ・アマ写真家に愛され、使われ続けてきたフィルム。
ロバート・キャパの未発表カラーフィルムが、ニューヨークのマグナムから、驚くほどのグッド・コンディションで大量に発見され、その撮影された当時の世界が、60年近い時代を超えて色あせることなくプリントされたことからも、このフィルムの保存性の高さが立証された。
独特の色合いとコクは、世界唯一の”外式”リバーサルフィルムにあるのか?
京都三条会商店街を南に少し外れたところ。
Leica MP / SUMMICRON-M 35mm f2 with glasses (1st model) / Kodak KR
このフィルムの色再現と発色には独特のものがあります。
そして、条件によっては青に振れたり、人肌が茶色っぽくなったりします。
発色は水墨画のように渋くて淡いのにシャープネスが高く感じられるのは、コントラストが高いためか?それにもかかわらず、ちゃんとシャドー部に情報が残っているのだから面白い。
銀塩写真はその名の通り、銀粒子の化学反応によって像を残すのだけれど、このフィルムのシンプルな発色と、オイルや、あるいは金属のような独特のコクを見ると、まさにそのことを強く感じます。
色の再現性がよくないと言えなくも無いけれど、被写体をありのままに再現するのも写真表現だし、それぞれのフィルムの発色や色再現などの特徴を理解したうえでチョイスし、自分のイメージに近づけるのもまた写真表現だと思う。そして、それこそが銀塩写真の楽しみなんだとも思う。
写真の女神様が微笑んでくれた時には、本人の想像以上の世界が記録されていることもあります。




